えのやん!こと榎原佑太と申します。主婦の方から最近相談を受ける機会が増えてきましたので主婦の方が資格を取る必要があるかについてお伝えしていきます。管理人のプロフィールはこちら
>> えのやん!のプロフィール
主婦の方は再就職の際、資格を取ろうと考える方が多いですよね?
資格を取るための通信講座や、学校もたくさんありますので、世間的にも資格を取ることを求められていると感じられますから、これは当然の流れですよね。
周りのみんなが資格の勉強をしているなんて聞くと、
このように思ってしまうとこともあるでしょう。
しかし、実際の採用現場では資格は年収に関係がなかったり、むしろ、邪魔になってしまうこともあるなんて情報もチラホラ。
また、せっかく資格をとったんだから!と思うと、その資格を生かせるところじゃないと働きたくなくなってしまって、自分の可能性を狭めてしまうことも?
気になるコンテンツからどうぞ!
世間的に女性から人気の資格はなに?
それではまず、世間的に女性から人気の資格はどんなものなのかをチェックしていきましょう。
人気な資格ということは、やはりそれなりのメリットがあるからこそ人気なのだと考えられますから、参考になるでしょう!
調べてみたところ、女性に今人気の資格ランキングトップ10は現在このような結果になっていました!
- 1位:簿記検定
- 2位:社会保険労務士
- 3位:宅建士(宅地建物取引士)
- 4位:税理士
- 5位:FP(ファイナンシャル・プランナー)
- 6位:医療事務
- 7位:情報処理・パソコン
- 8位:公認会計士
- 9位:行政書士
- 10位:中小企業診断士
引用:https://www.tac-school.co.jp/pittari/ranking.html
1位の簿記検定は女性限定のランキング以外でも常に上位にいる人気の資格。
企業のお金を管理する経理や財務での仕事で役立てることができるので、様々な会社での採用にアピールしやすく、特に資格が力を発揮させることができる資格です。
2位の社会保険労務士も人気の資格としてよく聞く資格ですよね。
社会保険労務士とは、労働関連法令や社会保障法令に基づく書類等の作成代行等を行うことができる資格です。
企業を経営していく上での労務管理や社会保険に関する相談、指導を行う事を職業とすることができる資格でもあります。
しかし、合格率は9%程度と、狭き門でもあります。それなりの努力が必要で、予備校などにも通う人も少なくありません。
と話はそれましたが、こんなランキングを見てしまったら、やっぱり再就職を考えている主婦のみなさんはランキングが高い資格を取得しておけば、、、?
再就職時に採用してもらいやすくなるんじゃないか?採用後の給料や年収も良いのではないか?と思ってしまいがちですよね。
これらの資格を取ることで、今後の再就職に大きな役割を果たし、今後の給料もアップするのであれば、高い教育費を払って、資格を取るための学校に通うのも賢い選択だと感じられます。
・・・しかし、実際のところ、これらの資格をもし取得することができたとしても、再就職に際してあまり良い効果をもたらしてくれない場合もある・・・ということも多いようです。
資格があることで採用から外されるケースもある?
世間の風潮的に、需要のある資格さえ取っておけば、就職に非常に有利なるという印象を受けますが、残酷なことに、逆に資格があることで採用から外されてしまうというケースもあるようです。
企業側からしたら、資格がある人材は費用がかかるから
資格があることで、採用から外す・・・といったような判断をしがちなのは、大企業の人事。
なぜかというと、『経験が無く、すぐ戦力にならない人材に資格手当を払うのは割に合わない』と考えるからだそうです。
大企業の場合、分業で役割を分担していることが多いので、募集しているそういったスキルが必要とされない仕事がたくさん用意されているからというのもそういった判断を下す材料となっているかもしれませんね。
それが即戦力になるスキルならいいですが、その人がそのスキルを業務内ですぐに使いこなせるかどうかは採用してみないとわかりませんから、企業としても賭けとなってしまうので、無難に資格が無い人で安く済ませるという選択をするのでしょう。
資格保持者は『プライドが高い』と毛嫌いされる傾向も!
これは、採用側が今まで採用してきた人を分析するとそうゆうタイプが多かったため、このような判断をしているようです。
もちろん、これは人にもよりますし、この事実だけで決めつけてしまって良いものではないように感じますが、実際のところ、こういった共通認識が採用側にはあるのだそうです。
せっかくのスキルが、企業内の空気感や風潮によっては、マイナスと認識されてしまうこともあるようです。
採用側からしたら、専門的な知識を持っているけれども、プライドが高く扱い辛い人材よりも、何もスキルがないものの、従順に教わったことを処理してくれる社員の方が欲しいことが多いということです。
また、残念なことに、資格をたくさん持っている人は、飽きっぽく、何事も継続できない性格なのではないかと判断されることもあるそうです。
もし、現在資格をたくさん持っているのであれば、就職活動のときは、その職場で必用とされているものと思われる資格だけを書くようにするといいかもしれません!
資格取得者は、離職率が高いから
資格取得者は、離職率が高いという性質もあると考えられているそうです。
採用人事の共通認識として、業務に直接ない能力や資格を持っている人材は退職確率が高いといわれています。
これも、企業の方針によりますので、全ての企業がこういった判断をしているというわけではありませんが、とある会社の人事担当者が実際にこのように言っていたようなので、こう言った見方もあるということは認識しておくといいでしょう。
理由としては、資格取得者は、『自分の資格やスキルを十分に生かせる職場で働きたい』という思いが強いため、より自分を生かせる会社、より、自分の働きを評価してくれる会社に転職をしようとするためだそうです。
企業もこう言ったデータが残っていますので、いずれ離職してしまうだろうと思われる人材は最初から取らないという判断をしがちになるのでしょう。
資格を取ることで、自分で選択肢を狭めてしまうことも!
そして、意外かもしれませんが、資格を取ってしまうことで、『自分が就職する職場の選択肢を狭めてしまい、再就職のチャンスや、より良い条件での採用のチャンスを逃してしまう』ということもあるようです。
これも、言われて見ると納得な事実ですよね!
例えば、ネイリストとして働こうとしてネイリストの資格を取った場合、本当にその仕事をしたいと思っているならいいですが、その資格を使うことばかりを考えていると、もっと時短でもっと良い条件で働くことができる職場の募集に気づけないこともあります。
職場の募集情報は、その時々によって違うので、こればっかりは難しい問題ですが、そもそも資格を持っていなければ気づくことができたり、やりたいと思えた仕事も自分の選択肢から排除してしまいがちになるということです。
企業側は都合のいい人材を取りたい
また、企業側は再就職であっても、できれば『自分の会社の色に染まりやすく、長い期間働いてくれる可能性の高い若い人材』を求めていることが多いです。
そんな企業の需要にも関わらず、資格を取ることで職場で優遇されることを期待して資格の勉強をするために学校に通っている間に年齢を重ねてしまうと、その間に若い子に良い職場を取られてしまうということもあります。
企業側求めている条件から外れて、逆に不利な状況になってしまうこともあり得るということです。
資格を取ることが、再就職をする上で一番有利かというと、そうでは無いということがこれらの事実からもご納得いただけると思います。
じゃあなんで資格の取得が叫ばれているの?
このように、『資格を持っていること』で今まで挙げたようなデメリットがあるのなら、なぜ世間的には『資格を取得するべきだ』と叫ばれているのか?と疑問に思ってしまいますよね。
テレビや広告、SNSなど、いたるところで『就職を有利にするなら、資格を取るべき!』と言った文言を見かけますし、それを信じて、あなたの周りの人は資格取得のために努力をしているという人も多いと思います。
しかし、実際のところ、『再就職のためには資格をとるべきだ!』と言っているサイトやメディアの情報はどこが発信しているかというと、多くが
- 資格の通信販売をしているメディア
- 資格の勉強をしてもらうことで利益を得ることができる企業
などです。
これらの企業は、資格をとることで消費者に勉強代を払ってもらいたいのですから、『資格をとることで得られるメリット』しか見せないようにするのも当たり前なんです。
そして、このような広告のターゲットとなっているのが、再就職を考えている主婦のみなさんであり、再就職を考えている主婦の方は、一旦職場を離れて、社会復帰に対して不安を覚えているのがごく一般のようです。
資格を取ることで自分の価値を高めることができれば、再就職に対しても勇気がでますし、自分に対する自信もつきます。
こう言ったことで、需要と供給が見事にマッチしているので、世間的に『資格をとるべきだ!』という風潮が目立って見えるようになっているというわけです。
資格は主婦の再就職に役に立たない?年収は?
その職場で必須な資格だったり、本当に職務で役立てることができる資格だったら重宝される可能性は多いにあります。
最終選考に残った人が、資格がない人と、資格を持っているあなたであれば、あなた採用するというケースも多いと思います。
ただ、先ほどおつたえしたように、その職場で必要とされていないような資格を何個も書いたりすることで、マイナスだと捉えられることもありますし、資格をとるために費やした時間のせいで、せっかくの就職チャンスを逃してしまうこともあります。
資格をとるために努力した分、プライドが高くなったり、教材代、予備校代は取り返さなくちゃ!という気持ちになってしまうと、企業からしたら扱い辛い人材となってしまうこともあります。
必要とされていない資格やスキルは年収アップ効果どころか、採用さえしてもらえないリスクをもたらすということです。
また、主婦の再就職の場合は、出産を経て、時短で働きたいと感じている人もいるでしょう。
そんな場合、その資格を持っていたとしても、時短で受け入れてくれる職場なのかどうか、なども事前に調べて置く必要もありますので、そういった点も考慮に入れておきましょう。
あんまりメリットが無いなら資格を取りたくないかも・・・
と、ここまで主婦の資格と再就職の関係について様々な観点から事実をおつたえしてきましたが、こんな話を聞いてしまうと、『本当に意味があるのかわからないような資格を取得するために高い教材代や勉強代を払って、手間と労力をかけて資格を取得するのはちょっと割りに合わないかも・・・。』と感じた人も多いと思います。
実際に、資格を取ることで、より良い職場に就職できる人もいますが、資格を取った全員が、その努力が報われているわけでは無いのも現実ですので、そうおもわれるのも自然ですよね。
自宅でできる主婦におすすめのお仕事とは!?
自宅で作業できるので、家事や子育てとも両立がしやすく、会社に赴く必要が無いので、通勤も必要なく、職場での対人ストレスに悩まされることもなく、自分次第で時短勤務も可能。
しかも、OL時代よりもかなり時短です。
自分でビジネスを起こすとなると初期費用で数百万円程度かかってしまうこともザラですが、個人的にブログを作り、運営していくだけであればゼロ円から、かかったとしても月に数千円から始めることができますのでおすすめです
主婦が再就職の際に必要な資格!資格は年収に関係なし!?まとめ
今回は、資格は再就職に実際のところ求められているのか?年収などはどのように影響してくるのかなどといった点をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
資格さえ取得しておけば再就職で有利になると思われがちですが、逆効果になってしまうこともあるだなんて、ショックを受けた方も多いのではないでしょうか?
自分が今後の生活で求めるものはなんなのかを改めて見つめ直して、今後の将来の設計をしていくようにしてみてくださいね。